2006-04-06 Thu
絶品アルザス!トランバッハ・クロサンチュヌ93、リースリング。栓を開けると、酒石がビッシリ!

コルクからはミネラリ―な重油香がプンプン、グラスに注ぐとカリンや杏、ぼだい樹やハーブの複雑な香り。
アタックは質の良いシャープなリンゴ酸が、永い年月をかけて得も言われぬ旨味に変わって、口中を埋め尽くす。
余韻には心地良い苦味とクリーミーな滑らかさがいつまでも続いて、夢見心地。
一緒に飲んでいた、Drテル~も「フォアグラが食いたーい!」と叫ぶ程。
魚料理よりも兎肉、カエル等が合うでしょうね。
当店の在庫も少なくなって来ましたので、試したい方取り置きも出来ます。
お値段若干高めですが。
と言う事で、今回はワインの二種類の酸についてでしたね。
冒頭、酒石酸とリンゴ酸が出て来ましたが、この二つがワインの味わいに非常に大切なファクターです。
特にシャープなリンゴ酸は、フレッシュな若飲みタイプのワインには欠かせません。
ただ、ブルゴーニュのシャルドネは、そのままでは酸味が強すぎるので、乳酸の力で後発酵させます。
マロラクティックファーマンテーションと呼ばれる、乳酸発酵です。
これにより、シャープな酸味が柔らかいクリーミーな味わいへと変化します。
ただ産地や生産者の意図、熟成向きか若飲みタイプにするのかで、造りも違って来ますので、その辺も含めて、TPOや料理に合わせてワイン選びをすると、より楽しめると思います。
ちなみに乳酸発酵させない造り手で、長期熟成タイプの代表的なものを挙げると、アルザスグランクリュのリースリング、ロワールのヴーブレのユエ、シャブリグランクリュ、シャンパーニュグランクリュのブランドゥブラン等です。
これらのワインは最低10年位熟成が必要なので、懐とワイン庫に余裕の有る方向きですね。
ちなみにおやぢは貧乏なのでこういったワインは一本も持っていません。
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